今月初めに文芸春情に皮膚科医Tさんの業界初『アトピー訪問診療』について掲載されたので、少し批評してみよう。ま、これまですでに20回ほどのブログ批評はしている。まずお読みください。
常時1000名超のアトピー性皮膚炎主治医を務めた皮膚科医が「アトピー訪問診療」に挑んだワケ
「文春オンライン」編集部
専門医が訪問診療 日本中どこへでも
悩む患者さんの元で標準治療を実践
日本皮膚科学会の理事及び金沢大学皮膚科学教授としてアトピービジネスと闘いながら、アトピー診療にも関わってきた竹◎◎彦医師(名誉教授)。その評判を聞いて全国から患者が通う駆け込み寺的存在であった竹原医師が「アトピー専門の訪問診療」という新しい形の医療を始めた。一体、なぜ。
「患者さんを悩ませているのは皮膚症状の辛さだけではなく、自分に合ったドクターに出会える機会が少ないことだと思います。日本では良い医療機関、優れた医師に患者さんが集中する傾向があるので、痒みに悩まされていても専門医療機関にアクセスできない方が多いのです。それなら、本気で治したいと思う患者さんのところへ医師の方から出向けばいい。自由診療なら遠方の患者さんであっても訪れて治療ができます」
患者さんにとことん付き合って完治を目指す
「まず、丁寧に時間をかけて日本皮膚科学会が推奨する標準治療について説明し、その方の皮膚の状態を確認、個別の治療計画を立てます。薬は漫然と使っても効果が出にくいですが、薬の強さや量、回数等が適切であれば満足する変化が期待できます」
初診から1週間後の診察で、長期間悩み続けてきた患者が「痒みを意識しない日が続いている」と話す姿を数多く診てきた竹◎医師。
「あくまでそれはスタート地点。目標は2年以内に、患者さんが自己管理できるようにすることです」
金沢大学時代は常時千名以上の主治医を務め、患者と納得するまで関わってきた竹原医師。だからこそ、これからは日本全国で苦しんでいる患者さんを治すために訪問診療という挑戦を始めた。「外出に抵抗のあった方が出かけるのを楽しむようになり、化粧を諦めていた女性がメイク好きになる。人生を前向きにするきっかけを作りたいんです」
こんな悩みを抱えているなら…
□いろいろな医療機関を回ったが、どこでも少しは良くなるが、満足のいく治療結果が得られたことがない。
□自分の希望する時間帯に診てもらいたい。
□近くに信頼できる医師が見つからない。
□医師に質問があっても診察時間が短くて言い出しにくい。
□痒みに悩まされる人生がこれからもずっと続くのだろうと思っている。
□怪しい治療が多くどうしていいかわからない。
診療についての詳しい情報、またアトピー訪問診療のご相談はWEBサイトへ
(自由診療)
関心のある人は、まずEメールで症状について相談しよう(相談だけなら無料)!対面して丁寧な説明を受ける際には対面説明料金1万1千円と交通費実費がかかる。その後、診療を希望する場合は、年間指導料1万1千円と、1回につき5万5千円の訪問診療費、薬剤費、交通費など(診療地域や診療時間によっては宿泊費)の実費が必要。
竹◎◎彦(皮膚科専門医)
東京都在住。東京大学医学部卒。東京大学皮膚科講師を経て1994年金沢大学皮膚科教授。日本皮膚科学会理事(2000~2012)、アトピー性皮膚炎不適切治療健康被害実態調査委員会委員長(1999~2001)。著書に『アトピービジネス』(文春新書)、『こうして治すアトピー』(岩波アクティブ新書)、『間違いだらけのアトピー治療』(新潮新書)
【赤嶺コメント】
小生と同時期に同場所でアトピー治療(サポート)をスタートさせた某大学の名誉教授。これまで彼に対しての批評は20数年前から数えきれないほど書いた。小生も他社批判が多いが、批判注目させることで本当の克服方法を意識していただきたいということなのだ。
標準治療で起きた被害は数えきれない。
一時的な改善に喜ぶのは一瞬であり、その後の薬物依存は、精神的にも肉体的にもダメージを受け、夢や希望も失った方々は溢れんばかりの数百万である。
この現実を国や医師会は直視することなく、製薬マネーを貪るがごとく、薬物医療に邁進し、少しでも標準治療批判すると、『アトピービジネス』とやり玉にあげ、ステロイド批判する医者には、医師法違反と揚げ足を取り、離脱悪化による患者を見つけては、その医者相手に裁判を打つのだ。
彼らの目的は、患者を改善させることではなく、製薬マネーを欲しがることだけに目を向けての行動なのだ。
インターネット検索エンジンを見ても判るように、アトピー検索では、標準治療を行う医者しか閲覧できないようになっている。昔、アトピーと引けば必ず1ページに現れた当方サイトは、影すら出てこない。他サイトに寄稿したコラムや動画が僅かに引っかかるくらいである。10年前までは1日1万人の閲覧が、現在では200人程度となっている。それはそれで構わないのだけど、彼らの暴挙を静観する訳には行かない。それは、結果的に多くの未成年・若者の被害者が出て日本国自体の運営もままならないと予想されるからだ。
当然、アトピーだけの問題ではなく、多くの病気がアトピーモデルシステムとなっている。白血病・乳がんなどは、有名人を表に出して、早めに治療しないと死ぬんだというようなアクションで、早めの抗がん剤治療を推進し、予定通りに死へ導く。というより、新薬のモルモットとして利用されている。
さて、この先生、今回はあの有名な『文芸春秋』に製薬マネーで広告掲載し、一気に顧客確保しようとの目論見であろう。
当然、多くの顧客は集客できるが、その先はどうなるのか目に見えている。スタートのお金が少し高いな、薬は自費診療で高く、理論はゼロとなれば、一般の町医者から薬をもらった方が断然安上がりとなる。
標準治療の説明されても、終わりが見えない治療に何の魅力があるのだろう?
自分が親なら絶対にさせない治療だと思う。
1年は持つと思うが、その先は製薬マネーも続かないだろうから、預金切り崩しとなり、先細りの人生が見えてくる。アトピーのコメンテーターとしても理論ゼロだから、視聴者はチャンネルを変えるだろうし、見栄えも視聴者としては目をそむけたくなる厭らしさがある。喋りが粘っこい。
で、何で訪問診療など思いついたのかなぁ?
自分の実力の低さは、多くの患者の動向を見ても理解できるだろうに。通常、製薬や医療機械などの関連から開業推薦があるはずなのだが、それもなかったのだろうね。私の知っている同大学の名誉教授などは、70歳を超えても大学関連の仕事をされていたけどね、大学側からも信頼がなかったのだろうね。
患者が常時1000人って、当たり前でしょう。
自分の名前で呼んでいる訳でもないし、来院した患者は通常10年、長い方は25年というのだから、1000人がそのまま移動して、新規、あきらめ患者が入出すれば、1000人にはなるね。
当方でも常時700~900人は同時進行だが、長くて2年、早ければ半年で終了となる。ま、中にはご本人・子供のサポート、そして次に生まれたお子様の予防など含めて、5年の方もいる。
多くのコラムやブログを拝読したが、アトピーの本当の診療ができる先生ではないと思う。
当然、見切られるだろうけど、、、、文芸春秋に掲載された先生だからね・・・・何も知らないアトピー関連の方々は指触を延ばすことでしょう。そして、、、
『な~~んだぁ』っと。