新薬について

ディピクセントという注射の新薬が昨年より発売されていますが、結果は如何でしょうか?

SNSやブログなどの投稿を見ると、最初は素晴らしい発言が多く出ていましたが、最近のツイートや書き込みを拝見すると、最初の右肩上がり曲線には至っていないようで、スタート地点に戻った感じというアクションが見られる。10数人の経緯なので、実際の結果はまだ見えないところだろうが、発症要因と抗体操作治療から想像すると、一時的な反応は治まったが、根本的な解決方向へは進まないと判断されますね。この多くの方々は、ステロイド剤併用の処置となっています。症状良否は、ステロイド剤の影響の方が強いかもしれませんね。ディピクセントを使用する目的は、ステロイド剤を外しても症状が治まること、通常皮膚に戻ることだと思いますが、その目的からは程遠い結果となっているようです。ディピクセントの使用ガイドもステロイド剤・プロトピック軟膏併用で処置されることが条件となっています。おそらく、もう少しでトラブるでしょう。自由診療対象なので費用対効果からすると『マイナス』ですね。

新薬デュピクセントの処方効果は?

コレクチムという新薬が今度発売されるようですが、予想できますか?

はい、4月より発売開始となります。JT(日本たばこ産業)からの販売となりますので、強力な宣伝活動となり、ステロイド剤を凌ぐ勢いとなるかもしれません。外用剤となりますので、前回発売の注射よりはるかに手軽ですし、130円/gの薬価点数ですから安価で処置できます。JAK阻害薬ですから、基本的にはプロトピック軟膏と同属薬となります。飲用、注射ではないので局部のみの作用と言われていますが、皮膚より血中へ侵入するので全身作用となりますね。20年前プロトピックが発売された時にもコメントしましたが、免疫抑制ですから、異物が侵入しても免疫作用しないので、ステロイド剤より怖いかもしれませんね。いや、これも問題薬となるでしょう。

新薬『コレクチム』の広告活動が始まった

その他、新薬の情報はありますか?

はい、予定されています。
先日のプレスには、大塚薬品からアトピー性皮膚炎対応の『ジファミラスト』が、P3試験通過となりました。小児にも対応できる薬となりますので、ステロイド剤の40年の問題を払拭するべく、この薬に変換処置の可能性が高くなりました。プロトピック軟膏の発売時のように『この薬にはステロイド剤のような副作用はありません』と患者に知らせて処置が始まると予想されます。怖いことになりました。アメリカ優秀経済コンサル会社もアトピー薬の販売環境はさらに上昇と報道しています。アトピーの皆さんが狙われています、気を付けましょう。

アトピー性皮膚炎治療薬「ジファミラスト」のP3試験速報-大塚製薬

IGA反応率は、基剤と比較して統計学的な有意差あり、安全性も問題なく大塚製薬株式会社は3月26日、ジファミラスト(開発コード:OPA-15406)のアトピー性皮膚炎患者を対象とした2つの国内フェーズ3試験(成人対象試験と小児対象試験)において、ポジティブな結果が得られたことを発表した。

ジファミラストは、同社が創出したホスホジエステラーゼⅣ(phosphodiesterase4、以下、PDE4)阻害作用を有する新規のアトピー性皮膚炎治療薬。PDE4阻害薬は、炎症性サイトカインなどの化学伝達物質の産生を抑制し、抗炎症作用を発揮することで、アトピー性皮膚炎の症状を改善すると考えられている。

2つのフェーズ3試験は、国内のアトピー性皮膚炎患者を対象に、多施設共同、無作為化、二重盲検、基剤対照、並行群間比較試験として実施した。成人対象試験では1%ジファミラスト軟膏または基剤を、小児対象試験では0.3%、1%ジファミラスト軟膏または基剤を、それぞれ1日2回、4週間塗布し、同剤の有効性および安全性を比較検討した。

主要な治療効果は、アトピー性皮膚炎の全身症状を重症度点数で判定する包括的重症度評価(Investigator’s Global Assessment:IGA)を用いて、症状の改善を評価している。

今回、成人対象試験および小児対象試験において、主要評価項目であるIGA反応率(IGAスコアが0または1、かつ2段階以上改善した割合)は、同剤群で基剤群よりも高く、統計学的な有意差が認められた。また、同剤を塗布した時の安全性に大きな問題は見られなかった。

同社は試験結果の詳細について、今後さらなる解析を進めるとともに、専門的な学会で公表する予定としている。また、同社は米メディメトリクス社に対して、米国における同剤の開発・販売・製造権を導出する契約を2016年に締結している。(QLifePro編集部)

【赤嶺コメント】
産婦人科医の横暴(一部)によってアトピー発症、小児科医による乳児の全身保湿・抗生剤投与によるアトピー発症で、さらに皮膚科医は、改善の理論もないままに『ステロイド剤投与』で解決するどころか、解決できない体に変化させる恐ろしい団体と化しています。

確かに全部ではありませんが、多くの聞き取りと多くの学会発表内容からも、克服方向へは進んでいません。であれば、ご両親が先頭に立って、お子様を守らなければ、この厳しい社会では守れません。今こそ、ご両親が手を取り合って笑顔で明るいお子様を育てましょう。

 

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