皮膚科医Tさんのアトピー論を斬る 【11】 『アトピー性皮膚炎診療のポイント』
※初めて閲覧される方も居られますので、書き込み経緯を毎回書きます。複数回お越しの方は飛ばして、大事な部分のみお読みください。ブログテーマが、そろそろ貯金が無くなって来ていたこの頃でしたが、いい題材がありました。アトピーの原因も理解できていない皮膚科医たちが、我が理論を一般に向けて多々発信しているので、少しは本当の理論で壊してあげないと、多くの被害者が出ると思うので、この批評を書いています。まだ、閲覧者も少ないですが、多くなればこの批評を見れば、標準医療が何故悪いのか判ってくると思います。 この皮膚科医は、20数年前から因縁の先生でもあります。アトピー論ゼロで、ステロイド剤一本の治療で多くの犠牲者を作り上げた被害者製造病院 『金●大学病院 皮膚科』のトップでもありました。アトピービジネス論を主に皮膚科学会の重鎮に可愛がられましたが、数年後からは捨てゴマの運命。今は退官が迫り開業できない焦りからか、毎日のブログ書き込みで、今のアトピー治療レベルが判りました。25年前の理論は寸分の狂いもありませんでした。ちなみに、彼とは同年齢、アトピー研究経歴もほぼ25年一緒です。
20年前にも彼が新聞に寄稿した『アトピー教室』に批評したのを思い出します。また、ここで書くとは思いませんでしたね。
『金●大学病院 ●●教授のアトピー教室(中日新聞)を斬る 2000/2/26』
『ドクター●●のアトピー教室』 に寄せて1999年10月14日より、北陸中日新聞に掲載された「ドクター竹原のアトピー教室」を当HPに掲載します。 掲載の目的は、日本皮膚科学会の「アトピー性皮膚炎不適切治療健康被害実態調査委員会」なるものが、いかに不純な考え方で活動を行っているか。 委員長自身が、「私はアトピーが専門ではありません」と言っている様に、アトピー性皮膚炎を本質的に理解していない医師達が集まって民間療法を叩いても、何も解決できるものではない。 悩む患者は何を信じて良いのか、心まで病んでしまっている。 この連載筆者、●●●●氏は当初「私のような専門家がステロイドの処方をすれば副作用は出ない。副作用の出ている患者は、勉強不足の医者が処方したからだ」と言い放ち、雲色の怪しくなった今では、冒頭のように「皮膚科専門ではありませんが」と素人言葉になってしまう。 このようなカメレオン医師が筆耕したことを考慮して呼んでいただきたい。 付け加えるが、彼の治療でアトピー性皮膚炎を克服された方は皆無に等しいと予想される。(再発無しの完全克服)
・・・・・当時、こんな言葉で批評をスタートしました。 久々に彼のこれからの進行などを拝見させていただき、大丈夫かなぁ、、敵対というより心配が先に来ます。自営は簡単ではないと思いますよ。これまでの書き込みから、今回始める訪問医療も長続きしないような気がして心配です。 ということは、薬も出ないとなれば、ステロイド販売の製薬マネーも打ち切りです。自由診療となれば、ステロイド剤も定価ですね。近所の皮膚科に行ってステロイド剤買うと思いますよ。 ここに今回のテーマ
『アトピー性皮膚炎診療のポイント』を批評してみよう。
アトピー性皮膚炎診療のポイント【1】
私のところには多くの重症化した患者様が受診されます。まず、なぜ重症化したかを見極める必要があります。これまでに受けてきた治療や患者さんたちの考え方にに何らかの欠陥がなければ重症化しないというのが私の信念です。どういう問題があるのかは、明日から書きます。
【赤嶺コメント】重症化は、ステロイド処置に明日が見えなくなり、脱ステして重症化するということになります。ステロイド剤処置が無ければ、それほど重症化することはありません。殆どは、ステロイド剤による副的作用が原因となりますし、出口の見えない脱ステとなったのでしょう。どちらも問題ですが、まさか先生、何らかの欠陥に『患者批判』『医者批判』するんではないでしょうね?まずは、その原因をここで究明してください。血管の原因が、いままで上記のこと以外説明されていませんよ。お医者様ですから、理論的にお願いします。でなければ、診察室でも行っていないでしょうし、ただただステロイド剤をプロトピック軟膏を塗りましょうだけでは、先生を信用できませんよ。
アトピー性皮膚炎診療のポイント【2】
診察上大切なことは、全身をくまなく診てかつ触診することですね。衣服の離脱は私の診察ではルーチンになっているので、洋服を脱ぐことも患者サイドから積極的に協力してくれています。
【赤嶺コメント】先生、それは大問題です。誰もかれもそんなことしていたら、必ず訴えられます、本当にやめましょう。触診で何を見るのか事前に説明して、許可を取ってからにしましょう。先生のルーティンかもしれませんが、世間では受け入れられません。ましてや、厳しい環境にありますので、理論なしに行ってはまずいです。先生のお顔は、どちらかというと少し〇〇しいお顔なんですから、母親は絶対に怒ります。先日、『診察で皮膚科医が患者の「肌を触る」二つの理由とは?』という京大のO塚医師の連載を読んでいましたら、私の支障がいつも言っていることは、「とにかく肌を触ること。触ってあげるように」。これは私の師匠である皮膚科医が何度も口にしていた言葉です。これまでずっと患者さんの肌に触れて診察をしてきました。って、先生なんでしょう。お顔つきもそっくりだし、批判の仕方も全く一緒ですから。連載コラムの内容は酷いものです、よくこんな内容を発表するなぁ、、って感じです。先生、触診は本当にやめた方が良いですよ、、、まずは理論ありきですよ。触って何て言うんですか?本当、聞いてみたい。『う~ん、ひどいですねぇ、皮膚の中が燃えていますよ、直ぐに鎮火させないと』とか言うんじゃないでしょうね。
アトピー性皮膚炎診療のポイント【3】
今日で金沢大学の診療が最後です。教授回診、膠原病外来、アトピー外来、カンファランスすべて終了して東京に新幹線で帰ります。アトピー性皮膚炎診療のポイントは、必ず外用療法で改善できるという信念を医師が持つことです。
【赤嶺コメント】先生、長い間の診療お疲れさまでした。少しゆっくりされて、鋭気を養い訪問診療のスタートとなりますね。前にも述べた通り、今回は訪問のお金もお薬のお金も直にいただいての診察ですから、売り手市場のような感じにはいきません。この間に、他の療法の良否を理解して進まなければ、1対多数ですから、中には強者も居りますよ。ま、私が心配する問題ではないですね、、けど、気になる。 「必ず概要療法で改善できるという信念」も大事ですが、患者様は、克服なんです、再発しない体つくりなんです。その為の指導は、発症の要因と解決策の提示指導が必要となります。そして、いつ解決するという趣味レーションも必要となります。『それは、自己管理の差になります』では、逃げとなりますので止めた方が良いです。患者様の克服を願って明るく胸張って・・・あ、先生、若い女の子を脱がしてはいけませんよ、、、それだけが気になります。京大のO医師も全部脱がせるようですから、、、ま、訪問診療の場合はできないでしょうね。やったら、恐ろしいことになりますよ。
アトピー性皮膚炎診療のポイント【4】
医師の方が安易な妥協をせずに「まあまあだね」で終わらさずに「あとこの部分がまだだね」と完ぺきを目指すコメントをすべきです。もちろん、内心では「まあまあ」と思っていることも少なくありませんが・・
【赤嶺コメント】 「まあまあだね」って、どういうこと?カルテしっかりつけているんでしょう、お写真は撮っていないんですか?頭で記憶するのは難しいでしょう、、、、最近では、名前とメールが一致しないこともあるけど、写真があるしメール記録がカルテにあるんで、小さなところまでコメントできますけど・・・まぁまぁでは、厳しいですねぇ、、患者さんも。もちろん、『この部分がまだまだだね』というのも、前回や過去の状況と照らせ合わせての、愛あるコメントでなければなりません。特に先生はかなり気を付けないと、少し陰気的ですから、相当のパワーを入れないと普通になりません。患者さんは、体から出るエネルギーを読み取れますからね。 どうしてステロイド剤を外せるか考えて進行しないと、好い事ばかりのコメントでは1年、いや半年経過でトラブルが発生しますよ。
アトピー性皮膚炎診療のポイント【5】
患者サイドには、皮膚を見るだけではなく、触って皮膚がごりごりしていないか、カサカサしていないか確認して欲しいと思います。
【赤嶺コメント】先生、患者さんは触っていますよ。もう、自分では今良い状態か悪い状態かは、毎日確認しています。で、見て確認してどうするんですか?悪かった時にはどうする、良かった場合はどうするという指導が大事ですね。悪かった場合は、ステロイド剤を増やすんですか?良かった場合は減らして、徐々に無くしてゆく?そういう訳には行かないのです、このステロイド剤は。説明会ではご自身の体に塗って説明しているといわれていますが、ステロイド剤ですか?そんな訳ないですよね、、、保湿剤で処置されいますよね。ステロイド剤だったら、、、大変ですし、ステロイド剤のこと確認できますよね、、、それを体感すれば『この薬は危ない』となりますね。説明会の時の塗布剤が知りたいですね。
アトピー性皮膚炎診療のポイント【6】
患者さんの自己申告を信用せずに必ず全身の皮膚の状態を確認するべきですね。「変わらない」「まあまあ」「調子いい」いずれも、患者さん自身のフィーリング的なことが多いです。確認すると相当悪化していることも少なくありません。
【赤嶺コメント】また、服をすべて脱がして確認ですか?患者さんは、「前回と比べて」、「ちょっと前に比べて」、「昔と比べて」の判断でのコメントでしょう。人それぞれ、スタート基礎が違うので、先生の判断する全般の基礎レベルとは違うんです。前のカルテでの写真、生活状況、季節との関係、個人のスタンス等々で判断することです。それをそんなに変わっていないのに、先生のアトピーレベルで『全然だめですね、どうして守れないんです』などとコメントしたら、終了です。診察前にすべての状況にも対応できるコメントを準備することです。そして、勇気つけて次回の診察まで頑張らせることです。そして、前に言っていなかったアトピーうんちくを一つ出して、頷かせることです。症状は、自己管理の問題と固視したら嫌われますよ。あ、訪問診療されるから判っているね、坊主にいや、釈迦に説教だった。
アトピー性皮膚炎診療のポイント【7】
治療する側の医師が必ず良くなるという自信を持つということですかね。まあ、治せない医師にはもとより自信はもてないと思いますが。金沢大学時代は入院を必要とする重症患者さんも1,2週間でほぼ略治になりましたから、金沢大学の皮膚科教室員は標準治療で良くなることはみんな知っていますが・・・
【赤嶺コメント】自身を持つというより、どれだけ強力なステロイド剤を中心とした薬を使用するか否かですよね。ステロイドラップ療法すれば、さらに期間短縮できるでしょう。先生、何度も言いますがその後のことが問題なのです。誰が行おうと、略治ですか、、どんな先生でも足し算引き算が出来ればそこまではできます。その後の対応を考えてサポートしなければ、批判集中となります。どんな患者さんも底を求めているんです。それは、自己管理の差ですとか、プロアクティブ療法で大丈夫なんて言っているから、患者からの信用がなくなるのです。まず、どうしてこの患者さんは発症したのか、その後の経緯を見て修正しなければならない指導、サポートを行い、出口を見せることが必要なんです。ステロイド処置後のプランが立てられていないことが、ステロイドバッシングに多くの患者さんが走るのです。医者の尻拭いをしている民間の方々は多いと思いますけど、それを『トンデモ医療』『ニセ医療』『アトピービジネス』と揶揄するのはどうかなぁって思う25年です。
【まとめ】
『アトピー診療のポイント』という一番重要な項目ではあるが、まとめてみると・・・
①洋服を脱がせて、全身を触って診断する ②医者と患者がステロイド剤で良くなるんだという信念を持つ ③患者の自己申告は信用せずに医者判断で とういうことかな。 だから先生、信用されないのです。先生についてゆこうという方々が少ないのです。1万人診察・治療して改善者が殆ど居ないということもさることながら、先生の治療理論と安心コメントが少なすぎるような気がしますよ。まずは、理論ありきで、患者さんにやさしく理解できるように諭すことですね。説教部屋なんてもってのほかです。言葉では言っていないのでしょうが、このコメントから心の中で思っているということですね、、、アトピー患者さんは敏感ですからすぐにわかります。影響力があるのですから、まっとうな医療理論をお願いします。
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